どうも、actorandmasterpieceです。
本日は、週刊少年ジャンプの大人気漫画「呪術廻戦」と「チェンソーマン」を取り扱います。
どちらも話題になっておりますが、どちらを読めばよいのか、どちらが自分に向いているのかわからないという方もいらっしゃることでしょう。
実際、私もそうでした。
そこで、今回はこの二作品それぞれの率直な感想や良さを列挙し、それを判断の材料にしていただけたらと思っております。
私の個人的な視点で恐縮ですが、何卒よろしくお願いします。
(※これから読む方へ向けたものなので、極力ネタバレしないように心掛けて書いていきます。)
1、ストーリー
2、キャラクター
3、人によっては「ん?」となりそうな点
4、描写
5、とっつきやすさ
6、将来性
7、どのような方に適しているか
ストーリー
呪術廻戦
その名の通り、テーマは「呪い」。
その身体に呪いの王「両面宿儺」を宿してしまった虎杖悠仁が、仲間と共に呪いを祓う物語です。
ストーリー展開はいわば定番。しかし、ところどころ意図的に嫌な展開が差し込まれるタイプの作品となっております。このアクセントが単なる王道展開ではなく、作品をより印象的にしていると言えるかもしれません。
ストーリーの速度はそこそこ早いくらいでしょうか。鬼滅の刃レベルの爆速という印象はありませんが、間延びするほど遅いということはありません。従来のジャンプ漫画らしい速度からやや早いの間で推移していると感じます。
チェンソーマン
非常に貧しい生活を送っていたデンジが一体化してしまった「チェンソーの悪魔」ポチタの力で悪魔を倒すデビルハンターとして活躍し、人並みに幸せな生活を目指す物語です。
ストーリー展開としてはだいぶ緻密。ただ、ぶっ飛んでいるような場面も随所にちりばめられており、緻密ながらもダイナミックな印象を受けます。そしてどことなくシニカルな空気も感じられます。
ストーリーの速度は爆速です。先ほど爆速で挙げた鬼滅の刃以上かもしれません。
キャラクター
呪術廻戦
漫画的なキャラクター造形をしています。キャラが分かりやすく立っていますし、覚えやすいです。そのため、キャラクターのファンになりやすい作品かもしれません。
チェンソーマン
比較的リアルな内面をしていると言えるでしょう。そのため、キャラクターの言動への共感はしやすいかもしれませんし、人間臭さを感じられるはずです。ただ、設定や展開上、イカレている者を重視する部分があることも事実です。
人によっては「ん?」となりそうな点
呪術廻戦
設定や用語が少々複雑かもしれません。また、例えや説明のセリフに含みを持たせたり、多少飛躍した例示をしたりすることがあります。この辺りが読者によっては何が言いたいのかはかりかねたり誤読してしまったりする可能性があります。
チェンソーマン
ぶっ飛んでいるシーンのテンションについていけない、描写が悪趣味に思えるといった方が出てくる可能性があります。また、吐瀉物など汚い印象のあるものが出てくるので、人によっては抵抗感をおぼえることも考えられます。さらに、話のスケールが大きくなったときにわかりにくいと感じることもあり得るでしょう。
描写
呪術廻戦
少し残酷なシーンを含みます。体感で言いますと、「NARUTO」より少しえぐいくらいです。「鬼滅の刃」が問題なく見られた方であれば大丈夫だと思います。
また、あえて憂鬱な気分になりうるような場面があります。漫画慣れしている方であれば特に問題はないと思いますが、極端に苦手な方はもしかしたら合わないかもしれません。
チェンソーマン
割と残酷です。軽いスプラッター映画のような感じになります。イケイケな時の三池崇史監督のような描写に、「魔人探偵脳噛ネウロ」や「暗殺教室」の松井優征先生のような計算されたストーリーが用意されていると言ったらイメージが湧くかもしれません。これを聞いて合う、合わないを察していただければ幸いです。
とっつきやすさ
呪術廻戦
ある程度入りやすいです。全部で0~14巻(2021年2月5日現在)の計15巻が発売されております。アニメも放送中ですので、読みたいのであれば今が良いチャンスかもしれません。
ただ、所によっては単行本が売り切れていることがあります。いくつかの本屋に足を運ぶ、電子版を検討するといったことも視野に入れる必要があるかもしれません。
なお、0巻は本筋とリンクしているため、比較的序盤で読んでおいた方が良いです。
チェンソーマン
入りやすいです。全部で1~10巻(2021年2月5日現在)の計10巻が発売されております。本屋でも大体の巻が揃っていることが多いです。
今後、アニメ化に際して「鬼滅の刃」、「呪術廻戦」のように売り切れてしまう可能性を考えると今のうちに揃えてしまうことも一つの手かもしれません。
将来性
呪術廻戦
アニメや漫画の売り上げを見る限りは、今後も人気作として話題になっていくでしょう。実際、現在のジャンプで非常に存在感のある漫画となってきています。また、キャラクター人気が作品の人気を下支えしていくことも期待できます。なにより、ジャンプ漫画の王道に近い印象があるため、一般層に広く響いていくことでしょう。
チェンソーマン
これからアニメ化され、第二部にあたる作品が掲載されるとのことなので、人気のピークはこれからだと思われます。アニメの出来次第で、人によっては「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」よりも面白いと評価することも考えられます。
どのような方に適しているか
呪術廻戦
やはりジャンプ漫画好きにはおすすめです。「NARUTO」、「BLEACH」、「HUNTER×HUNTER」あたりが好きな方には比較的好印象を持っていただけるのではないかと思います。
また、中学生くらいの方にもおすすめです。その年頃に求めているかっこよさが詰まっている印象があります。
チェンソーマン
普段漫画をあまり読まない大人に向いていそうです。映画や小説のような雰囲気、シニカルで冷たい現実を突きつけられるところに面白みを感じられるかもしれません。
また、ちょっと人と違うものが好きな傾向のある方、マニアックな作品をよく見られる方も向いているかもしれませんね。
ざっくりまとめておきますと…
呪術廻戦はジャンプの定番、鉄板タイプで、特にジャンプ漫画好きや中学生にオススメ。
少しエグい展開をあえてしてくるので少し好みが別れるかもしれないけど、比較的万人受けしそう。
チェンソーマンは個性派タイプで、特に普段漫画を読まない方やマイナータイトルを好む方にオススメ。
ストーリーは非常に面白いがぶっ飛んでいるところもあるので、好き嫌いがはっきり別れそうな感じ。
あくまでこれは私見です。
ただ、何かしら役立つ情報になってくれたら幸いです。
それでは、ここまでお読みくださりありがとうございました。
actorandmasterpiece.hateblo.jp
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